【カレーのトッピング】プロが選ぶ! 定番・おすすめ・変わり種10選

【カレーのトッピング】プロが選ぶ! 定番・おすすめ・変わり種10選

そのままでもおいしいカレーですが、たまにはちょっと違った食べ方をしてみたい! という時はありませんか? そこで今回は、いつものカレーに加えるだけで新たな味わいが楽しめるトッピングを、ハウス食品のレシピ開発担当・和田玲子さんに教えてもらいました。身近な食材の中から厳選した定番・おすすめ・変わり種トッピングの紹介に加え、 カレーをさらにおいしくするトッピングのコツも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!

【カレートッピング定番3選】カレーとの相性抜群&アレンジ色々!

カレーとの相性が抜群で、カレーのおいしさをさらに引き立ててくれる定番トッピング。アレンジの幅が広く、さまざまな味のバリエーションが手軽に楽しめるのも魅力です。トッピングに迷った時は、ここから選べば間違いありません!

①【卵】調理法次第で食感や味わい自由自在

半熟ゆで卵の画像
和田さん

辛さのあるカレーとまろやかな味わいの卵は相性抜群! 食べごたえがアップするだけでなく、見た目が華やかになるのもイチオシポイント。どんなタイプのカレーにも合わせやすいので、下記に挙げたおすすめの調理法を参考に、色々な組み合わせをお楽しみください!

<カレーの種類別>卵のおすすめ調理法

・一般的な日本のルウカレー…目玉焼き、ゆで卵
・タイカレーなどのオリエンタルなカレー…白身のフチをカリッと焼いた目玉焼き
・カレードリア…黄身がとろっと流れ出るくらいの半熟卵
・キーマカレー…ゆで卵の輪切り、温泉卵
・スパイスカレーやスープカレー…固ゆで卵
・オムカレー…とろとろのスクランブルエッグ

▼卵を使ったカレーレシピはこちら

②【チーズ】コクのある風味と塩気がアクセントに

細かく刻まれたチーズの画像
和田さん

チーズを加えると、コクのある濃厚な風味とほどよい塩気がアクセントになり、奥深い味わいのカレーに。

そのままのせて食べる場合は、必ず非加熱でも食べられるものを選びましょう。熱で溶けやすいタイプや、シュレッドチーズのように細かく刻まれているチーズは、カレーとよくからみ、とろとろ食感のチーズカレーになるのでおすすめです。また、カレーとのなじみをよくするため、カレーが温かいうちにチーズをトッピングしましょう。

▼チーズを使ったカレーレシピはこちら

③【福神漬けなどの漬物】フレッシュな食感と酸味がやみつきに!

白い皿に入った福神漬けの画像
和田さん

カレートッピングの定番中の定番ともいえるのが、福神漬けなどの漬物類。しっかりとした歯ごたえと酸味が特徴の漬物は、よく煮込まれたカレーのアクセントにぴったりです。

カレーに添える時は、あまり塩辛くなく、酸味と甘みがほどよくあるものを選ぶとよいでしょう。基本的にどんなタイプのカレーとも合いますが、とくにじゃがいも・にんじん・玉ねぎを使った一般的な日本のルウカレーとの相性が◎。定番の福神漬けやらっきょう以外にも、色々な漬物を試してお気に入りをみつけるのもいいですね!

▼福神漬けを使ったカレーレシピはこちら

【カレートッピングおすすめ4選】一品プラスで手軽に満足感アップ!

次にご紹介するのは、カレーにプラスするだけで食べごたえがアップし、食感の変化もつけられるおすすめトッピング4種類です。夕飯の残りや冷凍食品、スーパーのお総菜などを活用し、ボリュームたっぷりのカレーに仕上げましょう。トッピングのおいしさを引き出すテクニックも必見です!

①【ウインナーソーセージ】パリッとした皮の食感がアクセントに

ウインナーソーセージの画像
和田さん

カレーにちょっとボリュームを足したい時に使いやすいのがウインナーソーセージ。パリッとした皮の食感と、燻製の香りが加わり、いつものカレーとはまた違った味わいが生まれます。

ウインナーソーセージは食感とジューシーさを残すため、切らずにゆでてからトッピングするとよいでしょう。ゆでたあとに少し炒めて香ばしさを出すと◎。『バーモントカレー』のようなまろやかなルウには、シンプルでクセのない味わいのウインナーソーセージがおすすめ。『ジャワカレー』のようなスパイシーなルウには、辛みのあるタイプやスモーク感の強いタイプのウインナーソーセージがよく合います。

▼ウインナーソーセージを使ったカレーレシピはこちら

②【とんかつなどの揚げ物】手軽にボリュームアップするならコレ

とんかつの画像
和田さん

トッピングするだけで食べごたえが格段にアップし、サクサク食感のアクセントも楽しい揚げ物。王道のとんかつの他に、エビフライやコロッケなどもカレーによく合います。カレーが残り、具材が少なくなった時や、煮崩れてしまった時にもおすすめです。

揚げ物を電子レンジで温め直す時は、キッチンペーパーを敷いた耐熱皿の上に揚げ物をのせ、ラップをかけずに加熱すると、サクサクとした食感に仕上がりやすくなります。また、余裕があれば、電子レンジで軽く温めた後、オーブントースターで表面をさっと焼くと、さらにサクサク感がアップしますよ!

▼とんかつを使ったカレーレシピはこちら

③【ハンバーグ】ボリューム満点で肉のうまみが引き立つ豪華な一皿に

ハンバーグ、にんじん、じゃがいも、ブロッコリーの画像
和田さん

主役級メニューのカレーとハンバーグを合わせたよくばりトッピング。ジューシーなハンバーグに、カレールウがソースのようにからみ、食べごたえも味わいも大満足の一皿に。

ボリュームがかなり増すので、カレーの具材の量はいつもより少なめにしてバランスをとると◎。どんなタイプのカレーにも合いますが、王道の欧風カレーや甘みのあるカレーと合わせると、ハンバーグのジューシーなうまみが引き立つのでおすすめです。

▼ハンバーグを使ったカレーレシピはこちら

④【焼きなす・揚げなす】とろっとしたジューシーな食感がクセになる

なすの画像
和田さん

野菜の中でも、カレーのトッピングとしておすすめなのが「なす」。なすは加熱するととろっとした食感になり、甘みとジューシーさが増して、カレーとの味なじみもよくなります。

なすは、煮込むと皮の色素が溶け出して変色しやすいので、素揚げや油で炒めることで、色よく仕上げるのがおすすめです。まるごと焼いたものをのせても◎。調理法や切り方によって食感や見た目の印象が変わるので、色々試してみてください!

▼なすを使ったカレーレシピはこちら

▼なすをカレーに入れる時のおすすめの切り方や調理のコツはこちらもチェック!

【カレートッピング変わり種3選】意外なおいしさでクセになる!

カレーに合わせるイメージはありませんが、意外なおいしさが魅力の変わり種トッピング。一度試してみたらやみつきになってしまうかも…!? どれも身近な材料ばかりなので、「今日は一味違ったカレーにしたい!」という時に、気軽にチャレンジしてみてください。

①【納豆】粘りとうまみが加わりまろやかな味わいに

パックに入った納豆の画像
和田さん

カレーに納豆……一見不思議な組み合わせですが、スパイスの香りで独特の臭みが和らぎ、意外と食べやすいですよ。さらに、 納豆のうまみがカレーに溶けこんで奥深い味わいに。また、納豆の粘りが加わることで、とろりとまろやかな食感を楽しむことができます。

納豆は粘りが出るまでよく混ぜてからトッピングするのがおすすめ。お好みで付属のタレやからし、卵などを加えてからトッピングしてもよいでしょう。

▼納豆を使ったカレーレシピはこちら

②【アボカド】濃厚な甘みと食感でカレーにコクをプラス

アボカドの画像
和田さん

「森のバター」と呼ばれるアボカドは、ねっとりした食感と濃厚で甘みのある味わいが特徴。カレーにトッピングすると、コクが増し、食べごたえもアップします。

アボカドの果肉は空気に触れると変色しやすいので、直前に調理するか、切り口に少量のレモン汁や酢をまぶしておき、変色を防ぎましょう。サイコロ状に切ると食べやすく、半月切りにすると存在感が増すなど、切り方によって食感や見た目の印象が変わります。甘めのカレーとの相性はもちろんよいですが、すっきりとした辛さのカレーに加えるとアボカドの甘みがアクセントになっておいしいですよ!

▼アボカドを使ったカレーレシピはこちら

③【キムチ】酸味のある辛さがカレーのうまみとスパイスの風味を引き立てる

白菜のキムチの画像
和田さん

辛いもの好きな人にもおすすめなのがキムチトッピング。キムチの独特の酸味と辛さが、カレールウのうまみとスパイスの風味を引き立ててくれます。

酸味が強いキムチは、コクのあるまろやかなカレーとの相性が抜群。また、豚肉を使ったカレーに合わせると、甘みのある豚肉の脂とキムチの辛さが絶妙にマッチしておいしいですよ。キムチの辛さや種類はお好みで選んでください。

▼キムチを使ったカレーレシピはこちら

そのままでも十分においしいカレーですが、トッピングによって味わいの幅が広がり、新たなおいしさに出会えます。ぜひ色々試して、お気に入りのトッピングをみつけてください!

監修者プロフィール

和田さん

和田 玲子(わだ れいこ)

食品事業本部 マーケティング企画推進部 プロモーション企画課 管理栄養士として、より多くの方にハウス食品の商品を楽しんでいただくためのレシピ開発を行う。昨年開発した「干支 うさぎカレー」がメディアでも話題に。

※掲載情報は、2023年4月時点のものです。

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