【本格チキンカレー】ルウとヨーグルト、チューブ調味料の簡単レシピ
スパイスの香り豊かな、本格チキンカレーのレシピをご紹介します。市販のルウとチューブのにんにく・しょうが・マスタードを使えば、ご家庭でもお手軽に本格的な味わいを実現! 鶏肉をおいしくジューシーに仕上げるためのテクニックも併せて解説します。
チキンカレーを「本格的」に仕上げるポイント3つ
【ポイント1】鶏肉は調味料とスパイス、ヨーグルトでしっかりマリネ
【ポイント2】にんにく・しょうがで香りを立たせる
【ポイント3】最後に追いスパイスをプラス
本格チキンカレーの特徴といえば、カレーとチキンの一体感や、ガツンと効いたスパイスの豊かな風味。
鶏肉は調味料とスパイス、ヨーグルトでマリネしてから焼くことで、下味と香りのついた柔らかくジューシーなチキンに仕上がります。カレーは香味野菜や複数のスパイスを使って、うまみと風味をアップ! 最後にガラムマサラなどお好みのスパイスを振りかければ、いっそう香りが引き立ちます。
今回は、そんな本格的な味わいのチキンカレーを、市販のカレールウやチューブの調味料を使ってご家庭で手軽に作れるレシピをご紹介します!
ルウで作る本格チキンカレーのレシピ
【材料】5皿分
・ ハウス ジャワカレー<中辛>…1/2箱(92.5g)
・ 鶏肉(もも)… 400g
・ プレーンヨーグルト… 大さじ3
・ 玉ねぎ … 中1個
・ ピーマン … 2個
・ 特選本香り 生にんにく … 大さじ1/2
・ 特選本香り 生しょうが … 大さじ1/2
・ つぶ入りマスタード … 大さじ1
・ サラダ油 … 大さじ3
・ 水 … 700ml
お好み(仕上げに加えるスパイス類)
・ ギャバン6gバジル … 適量
・ ギャバン17gガラムマサラ<パウダー> … 適量
・ フライドオニオン… 適量
【作り方】
ルウ1かけは鶏肉の下味に使用するため、細かくきざむ。
【POINT】
鶏肉はカレールウを使って下味をつけることで、スパイシーで味のしっかりしたチキンに仕上げることができます。鶏肉に味がよくなじむよう、ルウは1〜2mm程度(写真参照)に細かくするのがポイント。
鶏肉は大きめの一口大に切る。ポリ袋に入れ、袋の上から軽くめん棒などでたたく。1の刻んだルウ、プレーンヨーグルトを加え、ポリ袋の上からよくもみ込み、15分ほどおく。
【POINT】
鶏肉はゴロッとした存在感を出すため、5〜6cm大に切りましょう。軽くめん棒などで叩くことで、繊維が壊れ、肉が柔らかく仕上がります。叩く目安は、肉が少し広がって、厚みが均一になる程度。
玉ねぎは半量すりおろし、残りの半量は薄切りにする。ピーマンは一口大に切る。
厚手の鍋にサラダ油大さじ1、3のすりおろした玉ねぎ、にんにく、しょうが、つぶ入りマスタードを入れ、中火で炒める。1分ほど炒めて香りが出てきたら、3の薄切りの玉ねぎを加え、すき通るまで炒める。
【POINT】
生のにんにくやしょうが、マスタードシードといったスパイスの代わりに、チューブの調味料を使うことで、より手軽に作れます。油で炒めることで、香りを引き立たせるのがポイント。
分量の水を加え、煮立ったらあくを除き、弱火で5分ほど煮込む。
フライパンにサラダ油大さじ1/2を入れて中火で熱し、3のピーマンをさっと炒めて取り出す。同じフライパンに残りのサラダ油大さじ1と1/2を入れて弱火で熱し、2の鶏肉を皮目を下にして並べる。弱火~中火で焼き色がつくまで焼いたら裏返し、火が通るまで焼く。
【POINT】
下味をつけた鶏肉は、焼き目を付けることで香ばしく、ジューシーに仕上げます。鶏肉に火が通ったかどうかは、トングなどで肉を上から押した際の弾力で確認しましょう。心配な場合には鶏肉をはしなどで軽く割り、中の状態を見て判断してもよいでしょう。
5の鍋の火を止めて残りのルウを割り入れる。よく混ぜてルウが溶けたら再び弱火にかけ、時々かき混ぜながら5分ほど煮込む。6のピーマンを加え、ひと煮立ちさせる。
器にごはん、7のカレーを盛り、6の鶏肉をのせる。
仕上げにお好みで、スパイス類を振る。おすすめはバジルやガラムマサラ、フライドオニオンなど。
【POINT】
バジルのように爽やかな風味や彩りを添えられるもの、ガラムマサラのようによりカレーらしいスパイシーな風味をプラスできるものなどがおすすめです。カリカリとしたフライドオニオンのように、食感がアクセントになるものを加えてもよいでしょう。
※掲載情報は、2023年11月時点のものです。