【手羽元カレーのレシピ】基本の作り方&ほろほろ柔らかく仕上げるコツ

【手羽元カレーのレシピ】基本の作り方&ほろほろ柔らかく仕上げるコツ

ほろほろと柔らかい鶏肉がおいしい手羽元カレー。調理の手間がかかるイメージがありますが、下処理のコツさえ押さえれば、意外と簡単に作ることができます! 手羽元カレーの基本の作り方と調理のポイントを解説します。また、鶏手羽元の選び方や、より短い煮込み時間でできる圧力鍋を使った作り方も必見です!

【鶏手羽元の特徴と選び方】柔らかい肉質&うまみとコクのある味わい

手羽元の画像

鶏手羽元は、鶏の翼の中でつけ根に近い部分を指します。むね肉に近い部位なので、脂肪は比較的少なく、肉質が柔らかいのが特徴。カレーに入れて煮込むと骨から良質な出汁が出て、コクのある味わいになります。同じく骨つきの鶏肉として手羽先がありますが、ゼラチン質が多く肉付きは控えめ。手羽元の方がクセのない淡白な味わいでありながら、食べごたえがあります。

【鶏手羽元を選ぶ時のポイント】
スーパーなどで鶏手羽元を購入するときは、身がふっくらとしていてハリがあり、皮の毛穴が盛り上がっている新鮮なものを選びましょう。ドリップが多く出ているものは鮮度が落ちている可能性があります。

【手羽元カレーレシピ】ほろほろに仕上げるコツは下処理にあり!

手羽元カレーの基本レシピをご紹介。じっくり煮込んだ鶏手羽元と野菜のうまみを楽しむことができます。おいしさのポイントは鶏手羽元に切り込みを入れることと、酢と砂糖で下味をつけること。簡単なひと手間で、鶏手羽元が柔らかく、ほろほろに仕上がります! さらに圧力鍋を使ってより短時間で作る方法も解説しています。

【材料】4皿分

バットに入った鶏手羽元、玉ねぎ、にんじん、カレールウ、にんにく、オリーブオイル、水、砂糖、酢の画像

・ ハウス こくまろカレー<中辛>140g…1/2箱(70g)
・ 鶏肉(手羽元)…8本
・ 酢…大さじ2
・ 砂糖…小さじ1
・ 玉ねぎ…中1個(約200g)
・ にんじん…中1/4本(約50g)
・ にんにく…2片
・ オリーブ油…大さじ3
・ 水…500ml

【作り方】

鶏手羽元は皮目を下にして、薄皮の方から骨にそってハサミや包丁で切り込みを入れ、肉を開く。

手羽元にハサミで切り込みを入れている画像

POINT:鶏手羽元は切り込みを入れることで、火が通りやすく、味もしみ込みやすくなります。また、食べるときに骨から身がはがれやすくなるので、食べやすさもアップします。

ボウルに鶏手羽元、酢、砂糖を入れ、よくもみ込む。

POINT:たんぱく質を柔らかくする働きのある酢と、保水性のある砂糖を下味に使うと、鶏手羽元がより柔らかく、しっとりとした食感に仕上がります。

玉ねぎ、にんじん、にんにくはみじん切りにする。

厚手の鍋にオリーブ油、3のにんにくを入れて弱火〜中火にかけ、香りがしてきたら3の玉ねぎ、にんじんを加えてふたをし、時々かき混ぜながら、玉ねぎがすき通ってしんなりするまで炒め煮にする。

下味をつけた鶏手羽元を加え、肉の色が白っぽく変わるまで炒めたら、分量の水を加えてふたをする。

鍋に入った手羽元を炒めている画像

沸騰したらあくを取り、時々かき混ぜながら肉が柔らかくなるまで弱火で40〜50分間煮込む。

POINT:菜箸などが抵抗なくすっと入るくらいの柔らかさが目安です。

いったん火を止め、ルウを割り入れて溶かす。上下を返すようにかき混ぜながら、とろみがつくまで弱火で約10分煮込んだら完成!

手羽元カレーをかき混ぜている画像

<圧力鍋を使う場合>
圧力鍋を使う場合は、5で加える水を350mlに減らし、ふたをして強火にかける。煮立って圧が上がったら弱火にし、約5分加圧する。火を止めてそのまま置き、鍋内部の圧力が完全に下がったら、ふたを開け、7の工程で仕上げる。

▼鶏手羽元を使用したおすすめカレーレシピ一覧

下処理のコツさえ押さえれば、あとは煮込むだけで簡単にできる手羽元カレー。ほろほろと柔らかい鶏肉が入ったうまみたっぷりのカレーは、食べる手がとまらないおいしさです! スーパーなどで鶏手羽元を見かけたら、ぜひ作ってみてください。

※掲載情報は、2023年5月時点のものです。

▼カレーに合う肉の選び方はこちらもチェック!

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