【簡単カレースープレシピ】基本の作り方&ルウやカレー粉、残ったカレーでも!
朝食やランチに汁物をプラスしたい……そんな時におすすめなのが「カレースープ」。野菜などの具材がたっぷり入ったカレー風味のスープは、スパイシーな香りが食欲をそそる一品です。比較的短時間で作ることができるので、忙しい時にも作りやすいのが魅力! 今回は、粉末タイプのルウで手早く作れるカレースープのレシピをご紹介します。その他、カレー粉や固形ルウ、残ったカレーで作る方法や、辛さ調節のコツ、子ども向けにアレンジする方法もお伝えします!
【カレースープレシピ】手早く作れて味も決まりやすい!
常備食材の玉ねぎ、ハム、キャベツで手早く作るカレースープのレシピをご紹介。粉末ルウを使うので、サッと溶けてダマになりにくく、味も決まりやすいのがうれしいポイント。基本のカレースープレシピとして覚えておくと便利です。
【材料】2人分
・ 103g プライムバーモントカレー <中辛>…2皿分(25.8g)
・ 玉ねぎ…15g
・ ロースハム…1枚
・ キャベツ…1/2枚
・ サラダ油…小さじ1
・ 水…300ml~400ml
・ 塩…少々
・ ギャバン21gブラックペパー<パウダー>…少々
【作り方】
ハムは1cmの角切り、玉ねぎはみじん切り、キャベツはあらみじん切りにする。
鍋にサラダ油を弱火〜中火で熱し、1の玉ねぎを軽く炒めてすき通ってきたら、ハム、キャベツ、水を加える。
※水の量はまず300mlを加え、ルウを溶かす。その後、必要に応じて50mlくらいずつたしていき、好みの味の濃さやとろみ具合に調節するとよい。
ひと煮立ちしたら、いったん火を止め、ルウを少しずつ振り入れて、溶けるまで混ぜる。再び弱火で時々かき混ぜながら約3分煮る。
※ルウは、一度に入れると溶ける前に熱で固まってダマになるので、少しずつ全体に振り入れる。
仕上げに塩とブラックペパーで味をととのえる。
【POINT】カレースープをおいしく作るコツ
①ダマを防ぐには、火を止めてからルウを加える
固形や粉末のルウをダマにならないように溶かすには、いったん火を止めて沸騰が落ち着いてから加えるのがポイント。粉末ルウは少しずつ全体に振り入れると、均一に混ざりやすくなります(カレー粉も同様)。
②辛さ調節にはコンソメや辛味のあるスパイスが使える
辛さを抑えたい場合は、甘口など好みの辛さのルウを選ぶとよいでしょう。また、玉ねぎやにんじんなど、煮ると甘みが出る野菜を多めに入れたり、牛乳、豆乳を加えて調整するのもおすすめです。より辛くしたい場合は、レッドペパー(一味唐辛子)など辛味のあるスパイスを加えると◎。調味料は少しずつ加え、味見をしながら調節してください。
③子ども向けには、牛乳や豆乳を加えてマイルドに
カレースープを子ども向けにアレンジするには、「春キャベツの豆乳入りミルクスープ」のように甘口のルウを使い、牛乳や豆乳を加えてマイルドに仕上げましょう。豆乳は煮立てると分離しやすいのでご注意を。また、コーン缶など甘みのある具材や、子どもの好きなウインナーソーセージやベーコンなどの具材とも相性抜群です!
カレー粉や固形ルウ、残ったカレーでカレースープを作る方法
カレースープを、カレー粉や固形ルウ、残ったカレーで作る方法をご紹介。おいしく作るためのポイントも解説します。家にあるもので手軽にできる方法ばかりなので、ぜひ試してみてください!
カレー粉はコンソメを加えてうまみをプラス
カレー粉を使用したカレースープは、とろみがなく、さらっとした軽い味わいが特徴です。カレー粉は調味されているものとされていないものがありますが、調味されていないものを使う場合は、コンソメなどの洋風だしと塩で味をととのえるとよいでしょう。今回紹介した「カレースープ」レシピをカレー粉(『ギャバン35gカレーパウダー缶』など)で作る場合は、具材を炒めてから、水と一緒にコンソメ(顆粒タイプ)小さじ1を加え、ひと煮立ちしたらカレー粉大さじ1/2を加えて混ぜます。味見をしてたりなければ、塩で味をととのえます。
あまった固形ルウの活用にも! 少量でとろみ具合を調節
固形ルウで作るカレースープは、あまったルウが使えることや、味が決まりやすいのが魅力。固形ルウは加熱後、しばらく経ってからとろみが出てくるので、入れすぎに注意。少しずつ加えて、お好みのとろみ具合に調節してください。
今回紹介した「カレースープ」レシピを固形ルウで作る場合は、具材を入れてひと煮立ちしたらいったん火を止め、固形ルウを1〜2かけ加えて弱火で煮込みます。とろみが強く味が濃い時は、水を加えて調節してください。
残ったカレーは水を加えて簡単リメイク!
カレースープは残ったカレーのリメイクにもぴったり! カレーより少し多い量の水を加えて火にかけ、カレーが鍋底に焦げつかないように混ぜながら、具材の中心部までしっかりと再加熱します。全体があたたまったら味見をし、うまみがたりなければコンソメなどの洋風だしを加えて。塩味だけでよければ、塩で味をととのえます。
カレーの具材はそのまま入れると食べごたえのある仕上がりに。食べやすくしたい場合は、じゃがいもなど大きめの具材を軽くつぶしてもよいでしょう。
さまざまな具材と相性がよく、ルウやカレー粉、残ったカレーで手軽に作れるカレースープ。もう一品副菜がほしい時、具だくさんのおいしいスープが食べたい時に、ぜひ作ってみてください!
※掲載情報は、2023年11月時点のものです。