【ひき肉カレー】基本のレシピはコレ! 肉の種類別おすすめレシピ8選も

【ひき肉カレー】基本のレシピはコレ! 肉の種類別おすすめレシピ8選も

リーズナブルで使い勝手がよいひき肉を使ったカレーは、火の通りも早いので時短で調理したい時にぴったり! 簡単で手軽に作ることができ、子どもも食べやすい基本のひき肉カレーレシピを紹介します。さらにおいしいひき肉の選び方や、牛・豚・鶏・牛豚ひき(合いびき)などひき肉の種類別の特徴を解説。ひき肉の種類別レシピも必見です!

豚ひき肉、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを使った基本のひき肉カレーのレシピをご紹介。ひき肉のうまみと野菜の甘みがマッチして、子どもでも食べやすいカレーに仕上がります。ひき肉の炒め方によって、ボリュームを調節できるのもうれしいポイント。きざんだ野菜の食感も楽しい一皿です。

【ひき肉カレー】基本のレシピ

「豚ひき肉とにんじんのカレー」の画像

【材料】(6皿分)  

・ ハウス バーモントカレー<中辛>230g…1/2箱

・ 豚ひき肉…300g

・ 玉ねぎ…中1個

・ にんじん…中2本

・ じゃがいも…中1個

・ ハウス 40g特選本香り 生しょうが…小さじ1

・ ハウス 42g特選本香り 生にんにく…小さじ1

・ サラダ油…大さじ2

・ 水…800ml

【作り方】

にんじん1本はみじん切りにし、もう1本のにんじん、じゃがいも、玉ねぎは一口大に切る。

POINT
みじん切りにしたにんじんを入れることで、うまみや甘みが引き立ちます。食感にも変化が生まれます。

厚手の鍋にサラダ油を熱し、ひき肉とにんじんのみじん切り、しょうがとにんにくを入れて中火で炒める。その後、一口大にした玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを加えて中火でよく炒める。
※チューブ調味料のしょうがとにんにくを使う場合、油に直で入れると跳ねやすい・焦げつきやすいので、他の具材を入れてから加えるようにする。

POINT
・ひき肉とにんじんのうまみをルウに溶け込ませる場合は、フライパンを熱する前にサラダ油、ひき肉、にんじんを入れ、弱火〜中火でじっくり炒めるとよいでしょう。ひき肉自体にうまみを凝縮させたい場合は、レシピ通りサラダ油を熱してから中火で炒めます。

・ひき肉はしっかりくずしながら炒めると、細かくなり、食べやすいサイズに。逆に、ボリューム感を出したいときは、ひき肉のかたまりを残すように炒めるとよいでしょう。

ひき肉から出てきた脂がすき通って、肉の色も変わり、玉ねぎやじゃがいものまわりが少しすき通ってきたら分量の水を加える。沸騰したらあくを取って弱火で約15分煮込む。

POINT
炒めたひき肉から脂が多く出ている場合は、水を加える前にペーパーで軽くふき取りましょう。

いったん火を止め、ルウを割り入れて溶かし、再び弱火で約5分煮込む。

おいしいひき肉の選び方

白い器に入ったひき肉の画像

ひき肉を選ぶときは、肉のパサつきや臭みの原因となるドリップ(肉の汁気)がパックの底に出ていないかチェック。また、全体の色が均一で、紫赤色〜鮮やかな赤色なものを選ぶとよいでしょう。表面が明らかに黒ずんでいるものは、鮮度が落ちているので避けてください。ひき肉は、空気に触れる面積が大きく、酸化して傷みやすいので、購入後はなるべく早めに使い切りましょう。フードプロセッサーで新鮮な薄切り肉やかたまり肉をひくのもおすすめです。

種類別ひき肉の特徴とおすすめレシピ

安価で使い勝手がよいひき肉はカレーとの相性も抜群! 火の通りやすさや食べやすいサイズ感もうれしいポイントです。牛ひき肉、豚ひき肉、鶏ひき肉、牛豚ひき肉(合いびき肉)などの種類がありますが、ハウス こくまろカレーハウス バーモントカレーなど比較的優しい辛さのものには、豚ひき肉や鶏ひき肉を合わせるのがおすすめ。ハウス ジャワカレーなどスパイス感のあるカレーには、牛ひき肉や牛肉多めの牛豚ひき肉(合いびき肉)がよく合います。それぞれの特徴をふまえて、カレーの仕上がりに最適な種類を選んでみてください。

【牛ひき肉】力強いうまみと弾力のある食感

牛ひき肉の画像

しっかりとした肉の質感と味わいが特徴の牛ひき肉によく使われる部位は、内もも肉、外もも肉、ばら肉、ネック(首)、すね肉など。ロースの切れ端などが使われていることもあります。豚や鶏など他のひき肉と比べて力強いうまみがあり、弾力があるため歯ごたえも強く感じられます。スパイシーなカレーと合わせると、牛肉ならではのうまみが引き立つのでおすすめです。

▼牛ひき肉を使ったカレーレシピはこちら

【豚ひき肉】豊かな甘みとコク、やわらかくジューシーな味わい

豚ひき肉の画像

豚ひき肉によく使われる部位は、肩ばら肉、肩ロース肉、すね肉など。豚ひき肉は脂が多く、豊かな甘みやうまみが特徴です。食感はやわらかくジューシーでありながら、弾力も感じられます。お店によっては、脂の多いひき肉と赤身の多いひき肉を区別して売っている場合もあります。カレーに使うときは赤身の多いものを選ぶとよいでしょう。

▼豚ひき肉を使ったカレーレシピはこちら

【鶏ひき肉】あっさりヘルシー、他の具材やルウを引き立たせたいときにも

鶏ひき肉の画像

鶏ひき肉によく使われる部位は、むね肉、もも肉など。鶏ひき肉はももやむねなど部位を分けて販売されていることが多いです。鶏ひき肉は、牛や豚のひき肉と比べるとあっさりヘルシーな味わい。他の具材やルウの味を引き立たせたいときにもおすすめです。他のひき肉よりも脂が少ないため、比較的しっかりとした食感が特徴。むね肉はパサつきやすいので、加熱しすぎないように注意が必要です。脂のうまみとやわらかい食感を楽しみたい場合はもも肉、さっぱりとクセのない味わいに仕上げたい場合はむね肉を選ぶとよいでしょう。

▼鶏ひき肉を使ったカレーレシピはこちら

【牛豚ひき肉(合いびき肉)】牛と豚のいいとこどり! 使いやすさ重視ならコレ

合いびき肉の画像

うまみの強い牛ひき肉と、ジューシーで甘みのある豚ひき肉を組み合わせた牛豚ひき肉(合いびき肉)。うまみ、甘みのバランスのとれた味わいや、適度に弾力のある食感が特徴的で、とても使いやすい種類です。

牛ひき肉と豚ひき肉の割合は、牛7:豚3や牛6:豚4が主流。豚ひき肉の割合が多くなるほど安価で手に入りやすく、甘さやまろやかさが引き立つ味わいになります。また、牛ひき肉の割合が多くなるほど、しっかりとした肉の風味を感じやすくなります。

▼牛豚ひき肉(合いびき肉)を使ったカレーレシピはこちら

ひき肉の種類ごとに味わいや食感の違いが楽しめるひき肉カレー。ルウや具材に合わせてぴったりの種類を選び、バリエーション豊かなひき肉カレーを楽しんでみてください!

※掲載情報は、2023年5月時点のものです。

▼カレーに合う肉の選び方はこちらもチェック!

page top