バーモントカレー誕生秘話

長年にわたりトップブランドである
「バーモントカレー」
誕生に至るまでの開発物語

1962年、新しいカレーの開発スタート!

1960年(昭和35年)、ハウス食品初の固形ルウカレー「印度カレー」を発売。カレー商品全体の売上でシェアトップを誇っていたものの、大手食品企業の参入など、カレー市場に注目が集まる中で、従来のカレーとは異なるカレーが存在するのでは・・・

逆転の発想

当時は、カレーといえば辛いもので「おとなの食べもの」。ターゲットを「子どもと若い女性」に絞り、「子どもも大人もいっしょにおいしく食べられるマイルドなカレーを」との想いから研究開発がスタート

「りんごとハチミツ」に注目

子どもにカレーを食べさせる時、辛さを抑えるために、バナナやみかんなど、様々な果物を加えていた家庭が多くありました。そこで、様々な果物や果物エキスを組合せて、たどり着いたのが、りんごとハチミツの組合せでした。

「バーモントカレー」に命名

当初「フルーツカレー」の開発名で進めていましたが、当時話題になっていたリンゴ酢とハチミツを使ったアメリカ東部にある長寿で有名なバーモント州に伝わる民間療法 「バーモント健康法」にちなんで「バーモントカレー」と名付けられました。

「バーモントカレー」1963年9月発売!

研究をスタートしてから
1年6カ月後の
1963年9月についに発売!

~バーモントカレーの唄~

野坂昭如さんと、いずみたくさんは、様々な名曲や大ヒットを生んだゴールデンコンビ。これは「バーモントカレーの唄」の最初のバージョンです。この印象的な唄で、バーモントカレーはたくさんの方に知られることとなりました。

「甘いカレーなんて売れるはずはない!」

販売店からは、「りんごとはちみつ入りの甘いカレーなんて売れるはずはない!」と猛反発!しかし、コマーシャルや店頭での試食宣伝活動でPRした結果、数カ月後には爆発的なヒット商品となり、増産体制が間に合わず品切れの状態が続いたほどでした。

大人も、子どもも、
いっしょになって楽しめるように。
そんな願いから生まれた、
まろやかなおいしさのバーモントカレー。
時代が変わっても、
バーモントカレーの願いは変わらない。
だからこそ、バーモントカレーは
進化を続けていきます。
今日も、明日も、
そしてその先も。

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