シチュールウ Q&A

Q1.シチュールウは、買ってきたら冷蔵庫に入れなくてもよいですか。

A1.開封前は常温保存でよいですが、高温の場所におくと油脂が溶けてやわらかくなったり、固形の場合は変形したり、シチューミクス(顆粒)の場合は固まることがあります。

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Q2.高温の場所というのは具体的には何度くらいですか。
またやわらかくなったりしたものでも使えますか。

A2.実際やわらかくなる温度や変形する温度はだいたい45℃くらいです。それ以上になる直射日光が当たる場所や車中での保管は避けてください。またやわらかくなったり固まったりしても、その状態が長時間続くのでなければ品質には問題ありません

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Q3.開封後は冷蔵庫(または冷凍庫)に入れたほうがよいですか。

A3.開封後は必ず密閉容器に入れて冷蔵庫へ。冷凍庫へ入れる必要はありません。ラップやポリ袋は、材質によっては冷蔵庫臭がついたり逆に他の食品ににおいを移したりするので、使わないほうがよいでしょう。
冷蔵庫ほどの低温で長時間保存した場合、油脂の性質によってルウの色が変わったりすることがありますが、品質には問題ありません。冷蔵庫での保存期間の目安は3ヶ月です。

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Q4.シチュールウが開封前は常温で1年以上保存できるのはなぜですか。

A4.まず加熱の工程でじゅうぶんに殺菌ができており、さらに水分も非常に少ない状態で密封されています。ですから開封しなければ細菌やカビの繁殖がほとんどないので、常温で保存できるのです。
ただシチューミクスの場合は、固形に比べると表面積が大きいため(粒が小さいので空気に触れている部分が多い)やや温度や空気の影響を受けやすいようです。

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Q5.シチュールウを入れるときは、いったん火を止めて、と書いてありますが、「いったん火を止める」のはなぜですか。

A5.ぐつぐつ煮立ったところにシチュールウをふり入れると、ルウの表面に糊状の膜ができてルウをおおってしまい、溶けにくくなるのです。この膜は、ルウに含まれているでんぷんが、煮立った鍋の中で急に加熱されることによって「糊化して(急速にα化して)」できたものです。
ですから、火を止めて、鍋の中の温度を少し下げてからルウを入れたほうが溶けやすくなります。

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